更新しました。
いろいろと書こうと思ったのですが、頭から抜け落ちています。
なので、また後日補足の設定とか書こうかなと思います。
というわけで3話、4話の同時更新です。
戦闘終わらせるはずが思いのほか伸びてしまい決着は多分次回かな……。予定ではさっさと終わらせるはずが、うまくいかないものですね。
あ、それはそうと劇中に出てくる石化の腕の能力ですが、あれが用語辞典に記された隠されたもうひとつの能力というわけではありません。まあ、関係ないわけではないですが、あれではないです。もう少し別の能力です。それについてはいずれ最終回付近ででも明かす予定です(遥か先)
多分数ある魔王の呪いの中でも螺旋の創世を除けば、単独能力としては一番応用力が高いのが石化の腕だと思われます。
というわけで小説更新しました。
えっとですね、なにげに1話目も更新して、グレストとアイシスのイラストも載っけてみたのでよければ見ていただけると嬉しいです…。
しかし、あれですね。この小説!マジでリプレイ読んでないと色々アカン!特に死の継承者!初っ端からなにこのわけのわからない単語の羅列!いつもの旅人全開すぎるよ!
まあ、いいや…そんなわけで意外とブログ感覚でいけそうなので、時間を見つけてちょいちょい更新していきます。
あと、こっちのブログで詳しいキャラの紹介とか、小説部分で補えなかった部分の説明とかでもしていこうかと思います。
そんなこんなでどうぞよろしくです。
いつもわけわかんない方向にエネルギーを使う人です。
どうも、というわけで小説書きました。
主人公はエデン帝国の皇帝となる前のグレスト。
まだ彼が少年だった頃、『七賢』と呼ばれる英雄として謳われるまでの物語です。
この物語の中で、グレストとミレスの祖母にあたるアイリスの登場や、イフとグレストの出会い、その他色々明かしていこうかと思います。
ぶっちゃけ、もともとお話にする予定もなかったあくまでもエスペの歴史上を深めるためだけの「設定のお話」だったのですが、まあ、色々あって小説…書いてみようかな…とかそんなことを思ったのです…。
いや、正直こういう1話ずつちょこちょこ小説として掲載していく形ならブログ感覚でいけるんじゃないかと思いまして(?)
これが上手くいくなら、今後もこういう形で未公開のお話とか小説にしてみようかなーと思った次第です。
しかし、こういってはなんですが、このお話…ぶっちゃけ初見さんにはわけわかんないかもしれませんね…。
まあ、注意書きにもありますが、最低でもエスペの世界観を熟知した人でないと話掴みづらいと思います(あとリプレイとかも全部読んでること推奨です)
一応、今後時間を見ては1話ずつちょこちょこ更新していこうかなーとは思います。最後まで掲載できるといいなぁ…。
というわけで本日のお題「龍」
これはファンタジー世界なら必ずと言っていいほど登場するお約束の生物。
ですが、実はエスペランサーの世界、というか宇宙にはこの「龍(ドラゴン)」と呼ばれる存在は、存在しておりません。
というのも、実はこのドラゴンと呼ばれる存在は、エスペ宇宙とは別の宇宙を支配する神のような存在であって、エスペ宇宙でいう理持ちなみに次元を超越した存在なのです。
このためエスペ宇宙においてドラゴンという存在はおりません。
春剣のゲーム内に登場したモンスターの中にも直接「ドラゴン」という単語を使っていなかったのもこのためです。
ただ中にはその姿がドラゴンの姿に似た幻獣などもいましたが、それはドラゴンという架空の存在の姿に似せて成長した者たちです。
実際のドラゴンがどんな姿をしているのかは誰も知らず、あくまでもエスペ世界で伝わっている架空の存在としての姿が我々の知るドラゴンの姿に近いものであって、力の強い幻獣ほど、そうした「架空の神」とされるドラゴンの姿に近い成長をしていっただけです。
(エルダーリザードなどもこれに類します)
ただエスペセイバーでは、このドラゴンについてちょっと関わりがあるキャラクターなどが登場する予定ではあります。
(現在製作中のカグヤ恋戦記など)
まあ、いつかはエスペ宇宙とは別のドラゴンが舞台となっている宇宙の物語(TRPG)も公開したいとは思っております。
(とは言いつつ、現在水面下で作っていたりとか)
というわけで前回の続きから。
エスペセイバーでは様々な「理持ち」が登場し、彼らは全員いわゆる「神」です。
ですが、無印でも言っていたようにたとえ神であろうとも「寿命」は存在します。
それが「理の寿命」とも言われています。
「理の寿命」で死ぬ神には二種類います。それが自身の理の限界が訪れるパターンと、なんらかの外的要因によって理に亀裂が生じて、それが寿命となるパターン。
後者はエスペセイバー星の伝承記でのエルドラシルがそうですね。
また何らかの外的要因、いわゆる敵との戦いや同種との戦いで敗れた際の死因もこの場合は後者とまとめておきます。
そして、外的要因がない場合の理の寿命はおよそ数千年。
これは一般的な理持ちの寿命と考えていいです。
ただし、それぞれの理の性質や、階位によってこの寿命も異なってきます。
理には第一階位から第十二階位が存在し、当然上に行くほどその理の強大さを表します。
ですが、この場合、その理の階位が高ければ強いという単純なものではありません。無論、階位が高ければ高いほど総合的な強さも上なのは原則ではありますが。
理における階位は、その理の「影響力の高さ」「能力の高さ」が基準となっております。
いわゆるエルドラシルのように世界一つを生み出してそれを管理する理ならば、それは文字通り世界規模であり、その管理能力の高さから第三階位という能力の高さになります。
一方、クレイムディアは彼自身ではエルドラシルのように世界そのものを作り出すことはできません。彼は既存の世界に居座り、そこを統治・支配する能力に特化したもの。
このため、エルドラシルという世界を統治・管理できましたが、彼自身が世界を作ることはできず、あくまでも既存の世界を支配するという理能力だったために第六階位となっています。
またアルトサウディウスの場合、彼自身、世界を生み出したわけではありませんが、彼の場合はその理の力の高さが重視されています。いわゆる個人でひとつの世界を滅ぼせるほどの能力。
クレイムディアでもひとつの世界を滅ぼすのはさすがに無理があります、ですがこのアルトサウディウスは個人でひとつの世界を軽々と滅ぼし、その気になれば宇宙に存在する数多の星を欲望のままに蹂躙し、破壊することも可能です。
このためアルトサウディウスの階位は第二階位となっています。これは単純にアルトサウディウスの力そのものに対する階位となっています。
このように基本的に階位が上に行くほど、管理能力、理の影響力、個人の強さなどが引き立ちますが、では逆に階位が下の者はそうでもないのか?と思われるかもしれません。
ですが実はそんなことはなく、むしろ階位が下の者の方が有利な概念も存在します。それが“理における寿命”です。
実は理持ちは階位が下の者ほど寿命が長く、逆に階位が上の影響力が高いものほど、標準的な寿命になってしまいます。
(ただし第一階位のみはこの例外となります)
これはなぜか?それは上で書いたとおり理における影響力の高さに起因します。
たとえばエルドラシルなど自身の理によって世界を産み出し、ユグドラシル・ロゴスなるシステムも生み出しました。そして、これは彼女が生きている限り起動し続け、世界を回します。
つまり彼女の理とは常に24時間フルタイムで発動されているようなものなのです。
クレイムディアにしてもそうであり、彼の統治による理は本人の意思とは無関係に発動し、その影響を世界に与えています。
つまり彼らは一秒一秒、自身の理を消費している状態であり、これが理の寿命につながっていきます。
無論、これは高い影響力を持つ理のいわば自然の代償でもあり、その見返りとして彼らはひとつの世界を生み出したり、その世界のルールを好きに改変できるのですから、十分な対価は得ています。
そして逆に第十二~第九階位までのいわゆる個人規模と呼ばれる理の持ち主たち。
彼らは基本的に自身の理によって他者や世界への影響を与えません。
彼らの理はあくまでも“自分自身”にしか発動しないため、上記で書いております理の消費が極めて少ないです。
ですので、彼らの寿命は一般的な理持ちよりも遥かに長生きです。
このため、最も不老不死という神を体現しているのは個人規模の持ち主と言えます。とはいえ、彼らにはいずれは寿命は来るのですが、なんらかの外的要因にあわなければ上位の理よりは長生きでしょう。
http://espsaver.zouri.jp/page141.html
何年ぶりだろう。やっと星の伝承記の最終章を更新しました。
とは言ってもまだこれから最終決戦が残っているのであれですが…。
とりあえずはなんとか!今年中には完結させたいです!というかできるだけ早く!
これさえ終わればようやくエスペセイバーの新世界編に入れるので!
というわけでここから先は上記、星の伝承記を含めたネタバレの話でエスペセイバーについてつらつらと書いていきますので、まだ最終章を見ていない方は先に掲載された星の伝承記・最終章を読んでからこちらを読むことを推奨致します。
↓以下ネタバレを含んだトーク↓
というわけで星の伝承記という物語はいわば、エスペランサー無印とエスペランサーセイバーの世界を繋げる架け橋の物語となっています。
そのため、星の伝承記では無印に登場した重要キャラクターも登場し、彼らの最後と、無印からエスペセイバー新世界へと移行する際の、その見送り人としての役割もあります。
中でもシェイドの正体については、この星の伝承記でなければ明かされなかったものでしょう。
エスペランサー無印ではあくまでも“こういう正体っぽい?”という伏線だけは張りつつ、彼の正体についてハッキリとは書いておりませんし、無印中に明かす予定はありませんでした(とは言え、今後の無印の作品内で必要があれば明かすかもしれませんが、星の伝承記でのクフィルとの会話でも言ってる通り、彼自身が自分の罪を償って今ある世界を新世界にいるクフィル託すまでは名を捨てシェイド(世界の影)として生きるつもりですが)
星の伝承記本編中、誓いの丘でクフィルと初めてファルナスが出会った時、ファルナスが懐かしそうな顔をしていたのも、ようやく約束を果たせたからですね。
それからファルナスが拾ったミュラーに関しても彼が「生まれた瞬間からクフィル様に仕えるために生きてきました」と言っていたのも、ファルナスがいずれクフィルと出会った際、自分の代わりに彼を守るべくミュラーを拾って育てたからですね。
ファルナスの寿命は理持ちを除けば間違いなく最長と言えるでしょう。神話の時代から新世界誕生間近まで生きたことを考えればゆうに数千歳以上で、これは標準的な理持ちの寿命に匹敵し、むしろよくぞそこまで生きたという感じですね。
ということでここからは前回語った理についての更なるトーク。
最終章にて登場しましたエルドラシル。そして、本編中に語ったエルドラシルの寿命について。
前回、エルドラシルは不老不死に近い理と言いましたが、それは間違いありません。彼女は外部からの介入をされなければ寿命で死ぬということはまずないはずの特異な理です。
ではなぜその彼女に寿命が訪れたのか?それは最終章のあるシーンでもありました。人との接触ですね。
彼女自身が遠くから人を観察する分にはまだセーフだったかもしれませんが、本編中シェイドが語った、エルドラシルとファルナスの邂逅。あれこそがエルドラシルが寿命を持ってしまった一番の要因です。
あの後、何度かの邂逅をしてエルドラシルはファルナスに対して人が抱く感情を抱き、ファルナスもまた彼女に恋をし、いっときですが結ばれます。
その後、白い子が生まれますが、その直後にファルナスは自分が犯した罪の重さを知ります。
それが寿命を持たなかったはずのエルドラシルの理に自分が傷を入れたこと。
エルドラシルは人間らしい感情や想い、あまつさえ子を持ち、自身が家族を持ちそれに深い情を抱いてしまいました。
それは世界のみを想い、機構やシステムとして過ごすべき彼女にあるまじき行為。個人への感情を抱いてしまったこと。
前回語った、理持ちが人間相手に全力を出せないのと同じように、彼女は自身の理を否定するような行為を抱いてしまったのです。
このため、彼女の理にヒビが入り、それが原因として遠い未来、彼女の世界やシステムが寿命で朽ち果てることとなりました。
ファルナスはこれに気づき、彼女の下から去り、無論子供も連れて行きます。
そうしてまたエルドラシルが再び世界の機械として戻るようにしたつもりでしたが、これも本編中に語ったとおり、一度感情を覚えてしまえば、離れてしまってもずっとその感情に苛まれ続けることとなります。
これがシェイドが春剣中でも語った彼の罪であり、言ってしまえばシェイドこそが世界に寿命を与えてしまった罪深い存在とも言えます。
そして、その後、星の伝承記本編に登場しました新世界を作った名も無き少女。
彼女こそがエルドラシルに代わる新世界の女神であり、世界の礎、彼女の誕生についてはエスペランサーリプレイ・世界を繋げる者にて登場しております。
さて、彼女とエルドラシルとの大きな違い。それはなんといっても上記に書いた“人との繋がり”です。
名も無き少女もまた理を持つ存在なら、人と接すれば理に亀裂が入るのでは?と思う人もいると思いますが、実はそれは理の種類によって異なるのです。
エルドラシルなど特異な理の場合は、自身の機構が第一なので、当然人と交わって、個人に感情を抱くようになればそれは理の亀裂につながります。
しかし、世の中にはそれとは逆の理も多数存在するのです。
たとえば、世界を繋げる者で登場した「守護」の理。これは他人が前提の理であり、むしろ他人が存在しないと発動そのものが行えません。上記のエルドラシルと異なり自分ひとりでは発動できない理ですね。
そして、名も無き少女の理もこれに属します。
彼女の理は「安寧」。それは人々を慈しみ、幸せを願い、優しい世界であって欲しいもの。
つまり世界中の皆が彼女にとっては理の対象となり、彼女の場合世界中の人と触れ合い、慈しみを覚えることでその理が成長していくと言っていいです。
このように理といってもその成長や在り方、亀裂や摩耗の仕方も理によって様々です。
ちなみにクレイムディアの統治も人を統治するのが前提ですが、その中で誰かひとりに対して個人的に感情を覚えれば彼の理もエルドラシル同様に劣化します。
無論、クレイムディアはそれをわきまえていたので、自分の息子たちにすらあのように非道に徹していたのです。彼が神として優秀な理由はここら辺にもありますね。少なくとも彼に関しては自分の理を劣化させるような自滅行為はしないでしょう。
とまあ、語りたいことはまだまだあるのですが、とりあえず今回はここまでということで。
また次回、エスペセイバーの設定を踏まえたお話しでも徒然としていこうかと思います。